GUIDING STONES JOURNAL
線や点が見えたとき、
一枚の写真だけで「傷」と決めない。
天然石の写真では、石の内部に見える内包物、亀裂状に見える線、表面の反射や小さな傷などが、似たように見えることがあります。
購入前に大切なのは、同じ箇所を角度違い・接写・動画で追い、表面にあるのか、石の内側に見えるのかを確認することです。
CONTENTS
01
内包物・傷・クラックは、角度を変えて見比べる
天然石には、針状・点状・雲状など、石の内部にさまざまな特徴が見えることがあります。一方で、表面の細かな傷や小さな欠け、光の反射が線のように写る場合もあります。
また、販売現場で「クラック」と呼ばれるものも、写真では亀裂状の線として見えることがあります。ここでは便宜上その言葉を使いますが、写真では形や位置を見比べ、必要に応じて角度違い・動画・現物確認を重ねると状態を把握しやすくなります。
まずは「どの粒の、どの位置に、どの角度で見えるか」を整理します。
LOOK FOR
一枚の写真に加えて、まず「粒・位置・角度」を特定する。
02
まず「石の中か、表面か」を角度違いで追う
同じ線や点でも、ブレスレットを傾けると見え方が変わります。石の内部にある特徴は、角度を変えたときに表面の反射とは別の奥行きに見えることがあります。
逆に、表面にある細かな傷や凹凸は、光が当たる方向で急に強く見えたり、表面の輪郭と一緒に動いて見えたりすることがあります。この見え方も、状態を確認するための手がかりの一つです。
LOOK FOR
正面・斜め・側面で同じ箇所を追い、奥行きと表面反射を見比べる。
03
線に見えるものを、ひとつの言葉で片づけない
ルチルクォーツでは、石の内部を通る針状の内包物そのものが魅力になります。一方、別の天然石では亀裂状に見える線や、表面の細かな傷が線として写ることもあります。
線が見えるときは、その始点と終点、太さ、方向、角度を変えたときの見え方を一つずつ確認します。線の始点と終点、太さ、方向、角度を変えたときの見え方を確認し、気になる場合は現物ごとに状態を確認します。
04
点や雲状の表情は、接写と一周写真で位置を確認
点状や雲状に見えるものは、接写で形を見たあと一周写真に戻ると、位置関係をつかみやすくなります。接写で形を見たあと、一周写真に戻って「どの粒のどこにあるか」を確認します。
スーパーセブンのように複数の色や内包物が重なって見える石は、名称を当てるよりも、色・形・分布・奥行きを分けて見る方が一本の個性を整理しやすくなります。
05
気になる箇所は、場所を指定して追加写真・動画で確認
購入前に気になる線や点を見つけたら、どの粒の、どの位置を確認したいかまで伝えると確認が正確になります。
たとえば「留め位置から3粒目の線」「正面写真の右側にある点」のように場所を指定し、正面・斜め・光を少し外した角度の写真や、ゆっくり回した動画を確認します。
PRIVATE VIEWING SUPPORT
気になる線・点・表面状態は、
購入前に追加写真・動画でご確認いただけます。
確認したい粒や位置を指定していただければ、その箇所が分かる角度で確認します。
06
判断に迷うときは、購入前に現物確認を依頼する
天然石は個体差が大きいため、同じ種類の石でも線・点・透明感・表面状態は一本ずつ異なります。気になる箇所がある場合は、一般論だけで判断せず、その商品の現物で確認することが大切です。
特に、表面まで達しているように見える亀裂状の特徴や、欠け・傷に見える部分が気になる場合は、購入前にその位置を指定して確認してください。状態や位置によっては扱い方の注意につながることもあります。
※写真・動画は購入前の状態確認に役立ちます。専門的な判定が必要な内容は顕微鏡観察や鑑別情報と分けて扱い、Guiding Stonesでは現物で確認できる範囲を丁寧にご案内します。
CONCLUSION
「何に見えるか」より、同じ箇所を追って確認する。
線や点が気になったときは、位置を特定し、角度違い・接写・動画で同じ箇所を追う。さらに詳しく確かめたい場合は、購入前に現物確認を依頼する。この順番で見ていくと、写真から得られる情報を整理しながら、納得して選びやすくなります。
掲載写真・動画は、Guiding Stonesで取り扱う実物商品のものです。